歯周病を治すには? |
■歯周病治療に今話題の 免疫機能代用療法(除菌療法)!! 歯周病は細菌の産生する毒素により、歯茎の周りに炎症が起きてしまう病気です。口の中に存在する全ての細菌が問題を起すのではなく、数十種類の細菌が歯周病に関与すると考えられております。 (口腔内には約700種の細菌が存在すると言われております。) 結果、歯周病菌を口の中から追い出してしまえば歯周病は治るのです!! そのため、歯周病の治療はお口の中にどんな菌がいるのか、まず検査し病態と合わせて治療をしなければ、良い結果は得られないです。 |
Q. | 歯周病はなぜ起こるの? |
A. | 歯垢(プラーク)内に存在する歯周病菌が出す毒素により、歯周病は起こります。 |
Q. | 歯周病菌は生まれた時から口の中に存在するの? |
A. | 歯周病は感染症なので、生まれた時には存在しませんが、現在成人の約90%の方が感染しtると言われております。 |
Q. | もし、口の中に歯周病菌が存在していたら? |
A. | まず、一番大切なことはブラッシングです。しかし、歯茎が腫れたなど、急性症状のある場合などは重症な場合は歯周病菌に効く薬(抗生剤)で戦わなくてはなりません |
Q. | 一度感染してしまった人でも、歯周病菌を撲滅できるのですか? |
A. | ほとんどの方(95%以上)は、歯周病菌を撲滅できます。 |
Q. | 歯周病菌を撲滅したらグラグラになった歯も助かるのですか? |
A. | 程度にはよりますが、一度グラグラになった歯でも周りの歯がしっかりして、抜かなくて良くなった方もいらっしゃいます。 |
Q. | 周病菌に感染すると心臓病や糖尿病になるって本当ですか? |
A. | 歯周病菌により、腫れた歯茎の血管から歯周病菌は体内に侵入し、様々な病気を引き起こします。(今話題の歯周病連鎖はこのことです。) |
■歯周病菌が心臓の病気に関係します。 | |
? | 歯周病菌が血管を通って心臓の内膜で増殖、炎症を起すことがあります。 |
? | |
■歯周病菌は血管系の病気にも関係します。 | |
? | −動脈硬化症や冠動脈疾患などの原因のひとつは、歯周病菌によるものだと考えられています。− 体内血管に入り込んだ歯周病菌が血管壁に感染し、その防御機構により産生されたメディエーターが動脈硬化を引き起こします。また、歯周病菌により血小板が塊となり、新冠動脈を塞ぐこともあります。 |
? | ? |
■歯周病菌は糖尿病にも関係します。 | |
? | 体中血管に進入した歯周病細菌は、TNFと言う物質を産生し、インシュリンの糖濃度コントロール制御を阻害します。 |
? | |
■歯周病菌は肺の病気にも関係します。 | |
? | 人間は食品を飲み込む際、気管に摂取物が入り込まないように気管にフタをします。ところが、お年寄りはそのフタを閉める機能が低下してしまいます。(お年寄りがむせやすいのはこのためです。)その際、口の中の歯周病菌が肺の中へ侵入し誤嚥性肺炎を引き起こします。 |
? | |
■歯周病菌が低体重児出産に関係します。 | |
? | ?歯周病菌の産生する毒素が免疫細胞を刺激して、プロスタグランディンやTNFαという物質を生み出し、低体重児出産の引き金となることがあります |
![]() |
![]() 医療法人社団 前多歯科クリニック 〒040-0033 北海道函館市千歳町11-2 TEL(0138)23-5000 FAX(0138)23-5600 ![]() |
サイトポリシー |